2008年6月12日木曜日
一方通行の干渉
子供を育てるという意識が強すぎると、結果として子供の立場を考慮することなく、親が一方通行的に子供に干渉するようになります。内容はどうであれ、早く大きくなってもらいたいというような、大人の義務感を前面に押し出していくようになるのです。教育相談の現場でよく耳にするのは、親が子供をどう育ててきたか、どうしつけてきたかをとうとうとしゃべりまくり、それにもかかわらず非行にはしった、不登校になったと嘆く親のグチです。親は、子供につい口出しをしないではいられない親心を、子供のためを思ってそうするのだと自分の行動を正当化するが、この親心にこそ問題があります。どんな子供にも本来そなわっているはずの自発性を引き出し、育んでいくことが肝心であって、そのために世話をやきすぎるよりも、じっと見守る姿勢が、賢明な親の愛情の注ぎ方なのです。
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